【目次】
1. 毎週更新!ブログ
2. Q&A
3. 週間為替、金・銀展望
4. あとがき
【毎週更新!ブログ】
【円安、次の介入ラインは「165円」か 一時163円台…骨太修正も下落止まらず】
上記のニュースにもあるように、円安が止まりません。
一方、中東情勢の混乱への懸念から「有事のドル買い」が優勢になっています。
また「円安」の背景として、エネルギー輸入の増加による貿易赤字(日本は石油や天然ガスの多くを海外から輸入)や、米巨大IT企業(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフトなど)への支払い増による「デジタル赤字」の拡大懸念といった構造問題も大きな要因になっているようです。
さらに、高市政権が掲げる「骨太の方針」(経済財政運営と改革の基本方針)も「円安」の要因とされています。
それもこれも、6月に示された原案で、日銀に関し「適切な金融政策運営が行われることも非常に重要」などとする文言が入っていたことや、同じく6月に日銀が政策金利を1.0%に引き上げたことに高市首相が激怒し、今後は1ミリたりとも利上げは認めない、と述べたと言われており、日銀の独立性に疑問が生じているからです。
つまり、高市政権が掲げる「責任ある積極財政」=「財政悪化懸念」となって、円が売られているわけです。
いずれにせよ、今の世の中を見ていると、世界中の為政者は腐っていると言っても過言ではないと思うのですが、ChatGPT(人工知能)と会話を進めたところ、為替の場合、「最悪 vs 少しマシ」の比較、相対評価で決まるということで、現在、40年ぶりの円安となったということは、日本の為政者は最悪と言えるのではないでしょうか?
ただし、40年前の日本といえば、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とまで言われるほど、経済への期待が高く、同じ「円安」でも、現在とは中身が全く違いました。
なぜなら、当時の日本の物価水準は、現在のおおむね7割前後ですし、当時は海外の「モノ」も安く、海外旅行に行った際も、当時の1万円は、現在の2万~3万円に近い価値があったからです。
しかも、カローラ指数(大衆車であるトヨタ・カローラの新車の買いやすさを測る尺度)も当時は0.27〜0.3で、「大衆が気軽に買えるクルマ」としての地位を確立していたにもかかわらず、現在は約0.55と年収の半分以上に上昇しているのです。
要するに、40年前の日本と比べて、同じ「円安」でも、現在は日本人が貧しくなったと言えるのです。
では、なぜこうなってしまったのかと考えた時に、やはり「政治は三流、官僚は四流」と言われる日本の為政者が元凶だと思います。
例えば、次のニュースに注目してみましょう。
【「冷蔵庫の値段は30分の1、ノートPCは69分の1に?」消費減税つぶしのために物価上昇を隠蔽する政府発表統計のカラクリ 機能向上など付加価値上昇分で統計上の価格に反映する計算】
【コメ価格が1.8倍! なのに消費者物価はたった3%上昇…政府統計データが“お粗末”なワケ】
これは要するに、仮に「昔と値段が同じ」でも、「冷蔵庫の機能が30倍になったから、値段は昔の30分の1で計算する」「ノートPCの機能が69倍になったから、値段は昔の69分の1で計算する」といったような、国民の実感からすると「デタラメな計算」で統計を取っているからです。
その結果、「物価は少ししか上がっていない」ということにし、日本の為政者は政治を行っているわけです。
実際、7月16日に発表された、日銀による最新の「生活意識に関するアンケート調査」において、以下のようなことが分かっています。
・現在の景況感について、1年前と比べると「悪くなった」という回答が62.5%
・現在の暮らし向きについて、「ゆとりがなくなってきた」という回答が55.0%
・現在の支出について、1年前と比べると「増えた」という回答が60.3%
・現在の物価に対する実感で、1年前と比べると「上がった」という回答が95.3%
・現在の物価上昇について、「困ったことだ」という回答が86.2%
・1年前に比べ現在の物価は何%程度上昇したと思うか? → 平均16.5%
上記を見ても分かるように、これは「国民不在」(国民の声や利益が置き去りにされている状態)と言えるレベルでしょう。
また、上記のニュースにあったような、「消費者物価はたった3%上昇」というのも、国民の生活実感からすると、あり得ないでしょう。
したがって、以下のニュースも「納得」できると思います。
【高市首相「皇室典範が最優先」のトンチンカン…円安放置、暮らし切り捨ての「国民不在」】
【税収は過去最高なのに「生活苦」は過去最悪級というニッポンの現実…物価高を放置する高市政治の大罪】
さて、このような現状を踏まえてのことですが、ブルームバーグがまとめた最新の為替アナリストランキングで、ドル・円相場の予測的中率1位のアナリストが、来年に1ドル=170円まで円安が進む可能性があるとみているようです。
一方、ChatGPT(人工知能)は「平時は円安に進み、有事(金融危機など)で円が急騰する」と言っていましたので、現在の円安の流れは、有事(金融危機など)によってでしか修正されないかもしれません。
しかし、有事(金融危機など)が身近に感じられるのが現在の世界情勢で、先日は【外務省、海外渡航する邦人に注意喚起 「不測の事態」全世界対象】と報じられたところです。
相場は引き続き、十分に気を付けて取り組んでいきましょう。
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Q&A
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【Q1 最近の円安について、トランプ米大統領が怒っているようですが、どうなのですか?】
【A トランプ米大統領は、日本が巨額の対米貿易黒字を出している要因として、円安が不当に日本の競争力を強めていると認識し、円安を非関税障壁とまで言っています。その円安をもたらしているのが日銀の低金利政策だと認識しています。このため、円安を是正するか、米国の関税を受け入れるかを迫っています。】
【Q2 日銀は利上げペースを半年ごとの市場予想より加速する方向なのでしょうか?】
【A 前述のように、トランプ米大統領は円安を問題視しています。そのため、米国は円安が修正されるまで、日銀に利上げをさせるよう、圧力をかけているようです。市場は次回の利上げは12月とする見方が多いのですが、9月を含めて年内2回の利上げも噂されています。】
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週間為替、金・銀展望
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以下、個人的な「為替、金・銀の週間見通し」です。
・ドル円:163.00円~164.50円
・ユーロ円:185.50円~187.00円
・ユーロドル:1.1300ドル~1.1450ドル
・豪ドル円:113.50円~115.00円
・ポンド円:217.00円~219.50円
・NZD円:94.00円~95.50円
・スイスフラン円:199.50円~201.50円
・ポンドドル:1.3250ドル~1.3400ドル
・金(Gold):4000~4200ドル
・銀(Silver):56~63ドル
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あとがき
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気象庁が、「高温に関する早期天候情報」を発表しました。
7月27~29日頃からの約5日間は、全国の広い範囲でこの時期としては「かなりの高温」になる可能性があるとしています。
皆さまご自愛ください。
ところで、こんな暑い日はエアコンが必須ですが、睡眠中の快適な室温は、脳が23度前後で、体が26度前後だそうです。
では、この「差」をどうするかですが、エアコンの設定温度の正解は、間を取って24~25度だそうです。
ひとつ参考にしていただければ幸いです。
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