EUは崩壊!?(2025/12/15)

 

 

 

最近は、特にEU(欧州連合)の様子が「おかしい」と思います。

 

 

 

周知のように、EUは欧州27か国が加盟する巨大組織で、その中には、加盟国のみが参加できる関税なしの自由市場があり、人・モノ・金(カネ)が自由に移動できます。

普通の国家の国内市場のようになっているということです。

そんなEUの統一通貨はユーロで、普通の国家の中央銀行にあたるECB(欧州中央銀行)も存在します。

 

 

 

しかし、そんなEUの「問題点」と指摘されているのが、EUの中で圧倒的な権力を持つ「EU委員会」の存在で、一般の有権者による投票で選ばれるわけではないところが「問題」だと指摘されています。

 

 

 

そして、そんなEU委員会が、2015年に欧州に大量の移民を受け入れることを決めたため、欧州の社会保障費は圧迫されることとなり、犯罪率まで急上昇しました。

 

 

 

そのような中、EUの中で圧倒的な権力を持つEU委員会のトップこそが、事実上のEUのトップであり、その人物こそが、フォン・デア・ライエンEU委員長です。

ちなみに、フォン・デア・ライエンEU委員長は、新型コロナウイルスが蔓延していた当時、米ファイザーのCEO(最高経営責任者)と交渉し、大量のワクチン(数億回分)購入を「独断で」決めました。

 

 

 

つまり、「権力者の決定こそがすべて」となっているのが、EUの実態なのです。

 

 

 

そして、このようなことを踏まえて、最近のニュースを見ていきます。

 

 

 

 

 

【マスク氏「EU解体を」、Xへの制裁に反発 米欧貿易協議にも影響か】

 

 

 

【欧州は「悪い方向」に向かっている トランプ氏が警告】

 

 

 

【欧州は大量移民による人種入れ替えで「文明消滅」の危機に直面 トランプ氏】

 

 

 

EUがウクライナ支援にロシア凍結資産の活用を提案】

 

 

 

EU、ロシア産天然ガス輸入全面禁止で大筋合意 パイプライン経由も】

 

 

 

【欧州に徴兵制拡大の動き・・・領空侵犯続けるロシアに対抗、18年ぶり再開や条件付き審議入り】

 

 

 

 

 

まず、EUはイーロン・マスク氏(世界一の大富豪、実業家)のX(旧ツイッター)に対して、DSA(デジタルサービス法)に違反したとして巨額の罰金を科しました。

これは、EU委員会からすると、X(旧ツイッター)がフェイクニュース(偽ニュース)を流しているということのようです。

 

 

 

しかし、マスク氏は「bullshit(ふざけんな!)」と一蹴し、「EUを解体し、権力を国民に返せ」「EUは民主主義でなく官僚主義だ」と言って反発しています。

また、バンス米副大統領も「EUはごみのような理由で米企業を攻撃するのではなく、言論の自由を支持すべきだ」と述べました。

 

 

 

そして、トランプ米大統領も「欧州は悪い方向へ進んでいる。人々にとって非常に悪い、とても悪い。我々は欧州にそこまで変わってほしくない。彼らは非常に悪い方向へ向かっている」と批判しました。

また、欧州は大量移民による人種入れ替えで「文明消滅」の危機に直面しているとも批判しました。

 

 

 

いずれにせよ、この件で、米EU間の貿易協議に影響する可能性まで指摘されています。

 

 

 

そのような中、トランプ米大統領はウクライナとロシアの和平をめぐる交渉で、ウクライナのゼレンスキー大統領に対し和平案の受け入れを求めていたのですが、それを邪魔するかのように、EU委員会は「EU内で凍結したロシアの資産(約16.3兆円)を活用し、ウクライナに融資する」ことを正式に提案しました。

さらに、EU委員会は、ロシアの主要な収入源に打撃を与え、ウクライナに侵攻するロシア軍の戦費を削減する狙いで、ロシア産ガスの輸入を恒久的に停止することとしました。

 

 

 

当然のように、ロシアのプーチン大統領は「ロシアの資産没収は窃盗行為に等しい」と激怒して、「ロシアは欧州との戦いに備えている」という発言まで飛び出しました。

 

 

 

一方、欧州も欧州で、ロシアに対抗するということで、徴兵制の再導入や拡大に向けた動きを進めています。

 

 

 

一方、この件については、日本政府は「日本国内で凍結したロシアの資産(約4.7兆円)の活用」を拒否しているようであり、個人的には「まともな判断」だと思います。

 

 

 

さて、このように見ていきますと、最近は、特にEUの様子が「おかしい」と思いますし、EU委員会というのは、EUの政策執行機関として、かなり問題があると思います。

 

 

 

そして今、注目を集めているのが、トランプ政権が公表したNSS(国家安全保障戦略)です。

このNSS(国家安全保障戦略)で、欧州については以下のようなことが言及されています。

 

 

 

 

 

・欧州は世界GDPに占めるシェアを低下させている。(1990年の25%から2025年の14%へと)これは創造性と勤勉さを損なう国家間・超国家的な規制に一部起因する。

 

 

 

・欧州の経済的衰退は、文明そのものが消滅するという現実的でより深刻な見通しに影を潜めている。欧州が直面するより大きな課題には、政治的自由と主権を損なうEUやその他の超国家的機関の活動、大陸を変容させ紛争を生む移民政策、言論の自由の検閲と政治的反対勢力の弾圧、急落する出生率、そして国民的アイデンティティと自信の喪失が含まれる。

 

 

 

 

 

上記を見れば分かるように、非常に厳しい批判となっています。

ところが、相場においては、今年はずっと「ユーロ高」が続いています。

そのかわり、この状況を「不思議のユーロ高だ」と言う専門家も少なくありません。

 

 

 

一方で、世界3大投資家の一人であるジム・ロジャーズ氏は「人々は危機の際に、ポンドやユーロなどの他通貨に比べて、ドルが優れていると思うものだ。実際はそうでなくても、そのように考えて行動する」と語っています。

また、最近は、ハンガリーのオルバン首相が「EUは崩壊に向かっている」と言い、通貨ユーロの導入に反対したところです。

 

 

 

今後の相場は、欧州のリスクも十分に意識して、慎重に取り組んでいきましょう。