「諸刃の剣(もろはのつるぎ)」だとしても攻撃する、つまり、たとえ効果があっても、同時に危険も伴うのですが、トランプ米大統領によって「エプスタイン事件」が再燃しています。
ところで、映画『アイズ ワイド シャット』などでも描かれていますが、欧米の支配階級の人たちは「文章にするのもおぞましいような儀式=犯罪的儀式」を行い、メンバーがお互いにその「秘密」で心理的に縛り合い、組織全体の秘密を守るシステムを維持していると言われています。
メンバーは、この社会の支配階級になれる代わりとして、逃げたら殺される、裏切ったら殺される・・・という仕組みだと言われています。
ちなみに、映画『アイズ ワイド シャット』ですが、監督のスタンリー・キューブリック氏は試写会5日後に「急死」しました。
そのため、一部では「組織の内幕を暴いたために殺されたのではないか?」と言われています。
そして、このようなことも踏まえつつ、冒頭の「エプスタイン事件」に関連することを以下に簡単に整理します。
・「エプスタイン事件」は、エプスタイン島(リトル・セント・ジェームズ島)で行われた未成年の少女を性的人身売買した事件で、被害者は数百人いると言われている。
・エプスタイン島を訪れていた常連として、欧米の支配階級の人たちの実名が数多く挙がっている。
・「エプスタイン事件」のジェフリー・エプスタイン氏は、ボヘミアングローブ(欧米の支配階級の人たちが集まる秘密クラブ)などで行われる儀式の「主催者」だった人物。
・儀式は、「文章にするのもおぞましいような儀式=犯罪的儀式」だと言われている。
・ジェフリー・エプスタイン氏は、多くの会社・団体を運営していたが、実際にエプスタイン氏と仕事をしたことがあるという人物はほとんど表に現れておらず、モサド(イスラエル諜報特務庁)の工作員だったと言われている。
・米国では子供の誘拐事件がたくさん起きており、スティーブン・ミラー米大統領次席補佐官は、バイデン前米大統領によって人身売買された行方不明の子供の数が約45万人であると発表したが、それらの子供が「儀式」にも関わっていると言われている。
・ジェフリー・エプスタイン氏は、拘留されていたニューヨークの矯正施設で「首をつって自殺した」と報じられたが、一部の法医学者などから「他殺」を疑う声が上がっている。(ロス疑惑事件の三浦和義氏の殺され方と似ているとの指摘もある)
・一方で、ジェフリー・エプスタイン氏は「まだ生きている」という説もある。
・8月8日(金)に、「悪魔教信者」の信じがたい行為を暴いた恐怖ドキュメンタリー映画『サタンがおまえを待っている』が全国公開されるが、こういう世界が本当にある。
・日本人(エリート層・支配階級の人たち)でも、こういった「儀式(欧米)」に参加した人たちが数多くいると言われている。
・2005年に起こった「栃木小1女児殺害事件」では、死体の全身から血が抜かれていて、ほとんど血液が採取されなかったため、「儀式殺人」の疑いが出ていた。
・ジェフリー・エプスタイン氏は、トランプ米大統領やクリントン元米大統領らとの親交でも知られていた。
・トランプ米大統領は、「クリントン元米大統領がエプスタイン島に28回行った」と発言した。
・「クリントン財団」の前身である「ウィリアム・J・クリントン財団」の創設に、ジェフリー・エプスタイン氏が関わっていた。
さて、上記が「エプスタイン事件」に関連することですが、日本や米国の主要メディアは、ひたすら「捜査資料にトランプ米大統領の名前が記載」ということを報じました。
まさに、冒頭の「諸刃の剣(もろはのつるぎ)」で、トランプ米大統領が攻撃されている形となっています。
それでも、トランプ米大統領が「エプスタイン事件」を再燃させている理由は何なのでしょうか?
それは、以下のような理由だと言われています。
・トランプ米大統領は、ジェフリー・エプスタイン氏が未成年女性に不適切行為をした疑いを理由に、マール・ア・ラーゴ(トランプ米大統領がフロリダ州に所有する邸宅兼プライベートクラブ)から同氏を出禁にしていたため、「自分は線引きをした」と主張できるから。
・トランプ米大統領の働きかけで、ジェフリー・エプスタイン氏が逮捕されたから。
・米民主党(トランプ政権の仮想脅威1位)の方がジェフリー・エプスタイン氏との繋がりが深く、米民主党を一網打尽にできる可能性があるから。
さて、このように、「エプスタイン事件」を追求していきますと、極悪人と言っても過言ではない「欧米の支配階級の実態」が浮かび上がってきます。
その一方で、米国では、1971年に61%と占めた「中間層」は、2021年には50%に縮小したと報じられています。
また、日本でも、1995年は545万円であった年収の中央値が、2024年には426万円まで下落したと報じられています。
そうかと思えば、2016年には、世界の上位8人の大富豪が保有する富と、世界人口の下位50%が保有する富が同じだと報じられました。
このように、日本も米国も、古き良き時代が、どんどん崩れていったわけですが、今再燃している「エプスタイン事件」は世紀のスキャンダルであり、今後の展開次第では、世の中が大きく動く可能性があります。
また、日本でも、立憲民主党の小沢一郎衆議院議員が「石破総理は、自民党の闇を暴露すれば、歴史に残る総理となるだろう」と意味深な発言をしています。
いずれにせよ、今回再燃した「エプスタイン事件」によって世の中が大きく動くのであれば、その際は巨大企業の株価暴落なども考えられ、相場への影響も甚大になることでしょう。
したがって、引き続き相場は注意深く取り組むようにしましょう。